厚生労働省補助事業令和3年度「介護のしごと魅力発信等事業」の一つ介護の生理学研究会の
登壇者として選抜されました。

 

介護の生理学研究会とは

介護の生理学研究会では、いくつかの介護行為について、生理学の視点からケアの実践に至るまでの
思考過程を探求します。マネジメントスタンダードプログラム for kaigo等で学んだチームが発表し、
審査員が講評する形式です。

 

介護は、利用者一人ひとりの生活に寄り添い、個人に適したケアを行うことが重要です。一方で、人間
を生理学的にみると、人体の構造と機能は個人によらない部分が多く、より良いケアを行うためには、
生物体としての人間の見方を獲得することも重要です。

たとえば、発熱への介護は、体熱の産生や放熱の仕組みを知らなければならないし、排泄の介護は、
直腸や肛門、尿道や膀胱の構造や仕組みを知ることが求められます。それを生活を整える実践につなげ
るために、歴史や文化など社会科学の視点も融合させることで、ケアの創意工夫とアイデアの幅がさら
に広がり、介護の仕事の専門性と魅力を再認識する機会になると考えられています。

 

株式会社結の樹は「フットケア」をテーマに生理学を学び探求して発表いたします。

 

日程:2022年2月19日(土)
時間:10時30分〜17時30分
場所:学士会館+オンライン配信

介護の生理学研究会