梅雨の季節になりました。今年は“入梅”の日に梅雨入りしましたね。
梅雨の時期だからこそ、貴重な晴れ間を有効活用していきたい今日この頃です。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
新型コロナウイルス感染に伴う緊急事態宣言も解除され、
街の雰囲気もだんだんと活気を取り戻しつつあります。
ただ、未だにどこかで
「本当に緊急事態宣言を解除して大丈夫なの?」とか、「お出かけしたら感染しないかな」とか、
不安がっている自分がいるようで…。
未だに街の薬局やスーパーにはハンドソープや消毒液が少なかったり、
夏に向けて各社が新作のマスク作成に追われていたり、と、
今まで通りの、通常の生活に戻るのにはもう少し時間がかかるような感じがしています。
介護施設結の樹(住宅型有料老人ホーム)では、新型コロナウイルス対策の為、
次亜塩素酸水作成の機械を導入しております。
次亜塩素酸水とは…
殺菌料の一種であり、塩酸又は食塩水を電解することにより得られる次亜塩素酸を主成分とする水溶液。
わが国では平成14年6月に食品添加物として指定されており、使用基準及び成分規格が定められている。
今回、製造技術の進歩等を踏まえ、成分規格の一部を改正
(微酸性次亜塩素酸水・弱酸性次亜塩素酸水の2種の成分規格改正)
しようとするものである。
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▼微酸性次亜塩素酸水
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各種殺菌剤との比較試験(各種微生物についての殺菌効果、食品に対しての殺菌効果)を行ったところ、
次亜塩素酸ナトリウム等と同等以上の殺菌効果が得られた。
食品中での安定性として、ホウレンソウを微酸性次亜塩素酸水で処理し、
使用中の有効塩素濃度の測定を行った結果、有効塩素は検出されず、残留性は低いことが示された。
食品中の栄養成分に及ぼす影響として、微酸性次亜塩素酸水処理によるビタミンC等の含量への影響を検討した結果、
水道水処理等の場合と比較して影響を与えなかった。
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▼弱酸性次亜塩素酸水
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微生物に対する殺菌効果及び食品に対する殺菌効果を検討すべく試験を行ったところ、
殺菌効果があることが示された。
食品中の栄養成分に及ぼす影響として、強酸性/弱酸性次亜塩素酸水や水道水での処理によるカットキャベツからの滲出液量について評価したところ、
弱酸性域では滲出量も押さえることができ、殺菌効果もあるためカット面を持つ食材の殺菌に適していると考えられた。
出展:厚生労働省HPより
また、賛否両論ありますが、新型コロナウイルスへの有効性が証明されたというニュースも報道されました。
北大、帯広畜産大学(北海道帯広市)の研究結果により、次亜塩素酸水の新型コロナウイルスに対する有効性が証明され、
さらに弱酸性次亜塩素酸水を過剰噴霧した想定実験においても、人体に有害ではないとした。
室内空間において、微生物・ウイルスの存在数は空気中より固体表面の方がはるかに多い。
「空気中の浮遊菌の制御は換気などで対応可能だが、固体表面の付着菌は除去できない。しかし次亜塩素酸水の空間噴霧により、
室内環境の空気中及び床面・壁面など固体表面のウイルスも除菌することが可能」とした。
出展:高齢者住宅新聞HPより
材料は「水」と「食塩」のみ。
あとは電源を繋いで待つだけ…。
手指消毒に使える弱い濃度から、ドアノブや床の消毒に有効な濃度、
吐しゃ物に対して有効な強い濃度まで作成が可能です。
手指消毒に使う濃度であれば、ものの10分で作成可能です。
そして、この度、ご縁がありまして名古屋港水族館様に次亜塩素酸水40Lと、
結の樹スタッフで手作りしたマスク80枚を寄贈させていただきました。
名古屋港水族館様も新型コロナウイルスの影響で休館されていました。
休館中も動物たちのエサ代など莫大な額の維持費がかかるそうです。
栗田館長より感謝状をいただきました。
やはり、水族館はいいですね。
カップルでも、家族でも…
老若男女で楽しめる貴重な名古屋の観光名所です。
コロナを気にせず、みんなが水族館を楽しめる日が一日でも早く戻ってきますように。