三重県津市美里町にある「特別養護老人ホーム美里ヒルズ」に外部研修で行ってきました。

特別養護老人ホーム美里ヒルズ
「第11回介護甲子園」の三重県代表の優秀事業所として表彰もされている美里ヒルズ。
特養を施設ではなく住まいに。今までと変わらず普通に暮らし続けられる場所に。

「施設に入る」ことは終わりじゃない。入居する当事者にとって「諦めの場所」であってはいけない。家族にとって「後ろめたい場所」であってもいけない。
そんな想いをもって運営されている社会福祉法人。ユニット型の特養としてご利用者様ひとりひとりに合わせたケアを提供することを基本に据え、一律の業務遂行や日課を排除。ユニットの中ではレクリエーションは行わない!玄関では「おじゃまします」の一言が自然にでるような配慮した空間デザイン。
施設形態は異なりますがその想いや介護に対する在り方など勉強になることばかりでした。
外の世界に触れることにより自分たちのケアが良い方向に向かっているのか。もっと良い方法はないのか。新しい価値観に出会えます。
研修に参加した職員の研修報告書を抜粋
食事のタイミングが一人ひとり違い、自分の好きなタイミングで食べることができるのは結の樹でも取り入れたいと感じた。ご利用者様のQOLの向上やその人らしい生活を送れるようにしていきます。
毎日何気なく会社に行って、決められたこと指示されたことだけをやって家に帰る。
そんな毎日の繰り返しではなく、食事の提供の仕方ひとつとっても考えることはたくさんあり創意工夫するチャンスが眠っている。そんなことを気づかせてくれる有意義な外部研修となりました。
美里ヒルズの皆様、貴重なお時間や取り組みのご説明ありがとうございました。
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